2007年07月02日
窓辺のササユリ
ササユリに出逢ってから、
私の心はササユリのことでいっぱい・・・
本当は、今週も来週も ササユリの群生地へ行きたかった。
今週は行けなかったけれど、
窓辺には、3輪のササユリが咲いている。
自然の中で咲いていた花とは、
比べようもないほど痩せているけれど
これは、これで儚げで美しい。
園芸店に、夏の苗を買いに行ったら
ササユリの切り花が、売っていた。
1本 620円もして、あまりの高さにびっくりしたけれど
今の私には、どんな豪華な花束だって
この美しさには、適わない。
そういえば、今年の結婚記念日
お花やさんが閉まっていて、買ってもらえなかったね、、
ということで、主人に買ってもらいました。
(無理やり買わせた、ともいう)
朝も昼も夜も、一日中好きなだけ眺めていられる
私だけのササユリ。
ササユリの隣に飾っているバラの花。
妹が早起きして、市場で 私のために選んできてくれた
淡い色のバラ。
何かの日というわけじゃなくて、
妹のアトリエのゴミ出しと、家にご飯を食べに来るお礼ってところ。
バラ園から市場直行だけあって、鮮度は抜群!
お庭のバラがお休み中なので、嬉しいな。
そして、ベア教室でいただいた 花奈野先生の手作りケーキ。
バラ型のフィナンシェと、マドレーヌ。
私のケーキ皿は、ユリのお花。
私のササユリへの想いを読んでくださって、
素敵な演出をしてくださいました。
お花を通して、たくさんの優しい気持ちに包まれ
本当に幸せだなと感謝しています。
2007年06月26日
蕎麦の花・ササユリ・さくらんぼ
梅雨の中、岐阜県荘川を通りかかったら、
思いがけず素敵なお花に出逢いました。
デジカメを持っていなかったので、娘のケータイで撮ってもらいました。
(お花は採ってきてないよ。)
車の窓から飛び込んできた景色は、
真っ白な蕎麦畑!
はじめて見た、蕎麦の花。
よ~く見ると白いお花も、ちゃんと蕎麦の実の形をしてるの。
可愛いなあ。
これが、あのお蕎麦になるなんて、
とっても思えない。
蕎麦畑の興奮もさめないうちに、
今度は道路沿いに咲くササユリを見つけた!
近くに、ササユリの群生地もあると聞き
少し山を登って見に行くことに。
はじめて見たササユリ。
この柔らかなピンクが大好き。
さっきまで降っていた霧雨がキラキラしてる。
木々や下草に覆われた場所に群生地があり、
ササユリがたくさん細長い茎を伸ばしている。
まだまだ緑のつぼみ状態で、二分咲きくらい。
日のあたる何本かは、咲き始めて
甘く爽やかな香りが立ち込めている。
全部咲いたら、どんなに素晴らしいんだろう!
想像するだけで、わくわくしてしまう。
満開のササユリも見たい。
すっごく見たい!
来週か再来週も連れてって!
と、主人に懇願しているところです。
ササユリ群生地 岐阜県高山市荘川
荘川桜・水芭蕉・ティアラ 2006年
この季節のお楽しみ!というか、
ここ数年、毎年悩みに悩んでいることが・・・
それは、山形産のさくらんぼを大人買いしようか、どうしようか。
結局ちんまりとしか買えなくて、さくらんぼの季節は終わってゆく、、、
でも今年は、大箱いっぱいもらっちゃった!!!
嬉しい~~!
このウサちゃんは、私の6作目の『お財布うさ子』。
背中にパッチン金具がついていて、
小銭入れ・小物入れになっています。
はずした時計や指輪などをいれるのに、ちょうどいいです。
2007年06月18日
~イングリット・フジコ・ヘミング 特別な会~
とても素敵なコンサートがあり、行ってきました。
一度は聴きたいと思っていた、
フジコ・ヘミングさんのピアノ・コンサートです。
~イングリット・フジコ・ヘミング 特別な会~
2007年6月16日(土)
愛知県芸術劇場・大ホール
フジ子・ヘミング オフィシャルサイト
フジコさんのピアノだけではなく、
タマーシュ・ヴァシャーリのピアノ独奏、フジコさんとの連弾、
そして その演奏の何曲かに バレエがつきます。
バレリーナは、ヘンリエット・トゥンヨギ。
映画出演、雑誌モデルもこなす大変美しい女性で、
ヴァシャーリの奥さんでもあります。
ヘンリエット・トゥンヨギ オフィシャルサイト
第1部は、タマーシュ・ヴァシャーリのピアノ独奏。
3曲にバレエがつき、曲にあわせてすべて衣装が変わりました。
第2部は、フジコ・ヘミングさんのピアノ独奏。
フジコさんは、着物をガウンのようにアレンジしたもので登場。
会場も『おお~!』と、どよめきました。カッコイイです。
下は、黒いパンツスタイルで、とても独創的。
お着物は、アンティークかも?
『ラ・カンパネラ』も聴けました。
第3部は、フジコさんとヴァシャーリの連弾。
サン=サーンス作曲の『瀕死の白鳥』では、白鳥の衣装に身を包んだ
トゥンヨギさんが見事に白鳥を演じました。
フジコさんのピアノで、瀕死の白鳥のバレエを生の舞台で見る!
なかなか貴重なプログラムです。
ステージライトが青になると、一瞬で舞台は湖になり、
人の手だけれど、動きは白鳥の羽音がきこえるようで
その姿は、最期まで気高く美しく。。。
アンコールは、フジコさんが『もう一度、白鳥に死んでもらいます。』
とおっしゃり、2回も素晴らしい『瀕死の白鳥』を見ることができました!
フジコさんは絵も描かれ、2005年に開催された
魂のピアニスト フジコ・ヘミング 『もうひとつの世界展』も見に行きました。
会場は大勢の人でいっぱいで、特に高齢の方が多かったです。
その時、会場の84点の絵に添えられていたフジコさんの言葉が
どれも心に響きました。
作品集より 『人形つくり』
『不器用な人がやったら、器用な人にはできないことができるはず。
また、できそうにないことにこそ、挑戦してみるべきよ。』
作品集より 『ベニスのカーニバル B』
『明日はもっとよくしようと思っている。
時々ガックリする出来事もあるけれど、毎日そう思っていると、
本当に明日や明後日がよくなるって信じているの。』
苦難を乗り越えてたフジコさんならではの、深い言葉です。
そういう気持ちが多くの人に、
元気や希望を与えているのでしょうね。
ピアノとバレエのジョイント・コンサート・・・
これは、私が子供の頃に 少しだけ夢みたこと。
私がピアノの先生になって、
バレエを習っていた妹が、バレエの先生になって
ピアノとバレエの合同発表会ができたらいいなあ。。。
遠い昔の小さな夢が、この夢の舞台で
叶ったような気持ちになりました。。。
2007年06月12日
東京ドールツアー 2007
今年も行ってきました!
東京都立産業貿易センターで、同時開催された3つのイベント。
『ドールワールドフェスティバル』
『東京インターナショナルミニチュアショウ』
『日本テディベアコンベンション』
初日の6月9日(土)1時間以上前には会場についてる予定だったのに、
自宅最寄り駅の時間を間違え、
用意してた新幹線の指定に乗れず(自由席ならどれでも乗れる)
品川についてからも、山手線の乗り換えを逆の方に乗るわ、、、
で、会場についたのは5分前。
10時からのミニチュアには、長~~~い列ができていました。
<マリアンドールさんから届いたDM>
今年は、もう絶対無理だぁ、、、とあきらめながらも
マリアンドールさんのブースに向かうと、一番好きだった
『クリストファーロビン』が奇跡的に、まだいてくれました!
女の子ドール好きな私ですが、
今年は、めずらしく男の子ドールをお迎えしました。
<今回の戦利品、集合~~!もう少し小さめちゃんもいます。>
並べてみたら、やっぱりピンク夢夢ワールド。
ドール会場で買ったのは、アンティーク・カード1枚だけで
あとは全部、テディベア会場で見つけました。
ビンテージのお人形や、お裁縫小物
水島さゆりさんのバンビちゃんと、
棚瀬保野さんの羊ちゃんを連れてきました。
お昼にお人形友達と待ち合わせ、この羊ちゃんを見せたら、
リカリンちゃんが、『ああ!これ、さっき見て欲しかったの!』と叫ぶ。
そして走る、走る~。 無事、白羊ちゃんをゲット。
よかったね。お揃い羊ちゃん、嬉しいな。
イベント終了後、リカリンちゃんとじょみちゃんと
帰りの新幹線の時間まで
会場前のウエンディーズでプチオフ会。
ぴょこんちゃんにも初めてあえたし、レイラさん、かりんぼちゃん、
ターシャさん、Jillさん、ずこさん、cocoさんとも、ちょっとだけど
おはなしできて嬉しかったなあ。
そして、じょみちゃんとお弁当を買って、
新幹線の中で食べながら帰りました。
かりんぼちゃんが、お昼に地下の食堂で撮ってくれた写真です。
2匹の羊ちゃんと、ぴょこんちゃんがゲットした
まなさんの文化人形風着ぐるみうさちゃん。
そして、私のオリジナルのパンパカ☆パンダちゃん。
2007年06月02日
パンパカ☆パンダ、完成!
パンパカ・パ~~ン!
パンダちゃんが完成しました。
自分で描いたパンダの絵から、型紙をおこした
はじめてのマイ・オリジナル。
こんなふうに、できあがりました。
体長 約27センチ。
頭は、りんご1個分くらいで ちょっと大きめです。
パンダの目のまわりの黒い毛は、なしです。
試行錯誤中に、なし状態のお顔と目があって
本人が、『これで、いいじゃん。』というもんだから~
ジョイントしたら、自然とクロス足になっていました。
上の写真のように足をピタッと揃えて、お座りすることもできるし
そのまま真横に180度開脚もできちゃいます。
そればかりか、この子のエライところは
がんばると、スタンドなしでも 自分ひとりで立っていられます。
頭でっかちで、ぽよよんお腹だけど
足先と、でっぱったお腹にガラスペレットを入れたので
バランスが上手く保てるようです。
はじめの絵とは、ちょっと違っちゃったけれど
花奈野先生に、『あの絵から生まれたんだよ。』といってもらって
なんだか、とっても嬉しかった。
普通は楽しいはずのお顔作りが、実は苦手。
(これまでに4体しか作ってないから、当たり前だけど)
苦手意識がでてきたことを話した時も、
『ちゃんと、hirokoさんのお顔になってますよ。
経験じゃなくて、気持ちで作るものなんだなあと感じる。』
と、励ましてくださいました。
そんな優しい気持ちに包まれて、
ファーストベア同様、愛しい子が5月に誕生しました。
パンパカ☆パンダ 2007年1月