2015年05月09日
マリー・グレゴリー & スズランの手鏡
5月1日 「スズランの日」
フランスでは、愛する人や お世話になっている人に
幸福が訪れることを願い、スズランの花を贈ります。
スズランの咲く頃に、紹介したいと思っていた
大好きな マリー・グレゴリー・グラス。
少女と スズラン柄が 可愛い。
数年前の5月、セーラー服姿の少女と少年が描かれた
ペアのグラスに出逢いました。
幸せを呼ぶ 鈴蘭を贈りあっている 恋人同士のよう・・・
アメリカ生まれの マリーグレゴリー姉妹は、ガラスに
エナメルで絵付けする技法を チェコのボヘミアで習得し
素敵な作品を制作しました。
憧れていた クランベリーガラスのマリーグレゴリーも 発見。
クランベリーガラスとは、クリスタルガラスに金の塩化物で
着色した 赤いガラスのこと。
クランベリーの果実のような 赤色が 魅力的。
この小さな 青いグラスが、私の初めてのマリーグレゴリー。
アンティークは、探しまわるのではなく
ある時 ふと 巡りあうのが好き。
自分だけの宝物を見つけるように、
誰かのために、ずっと そこに いたかのように・・・
私のマリーグレゴリー・コレクション
(高さ) 青・約11㎝ 赤・約9㎝ 鈴蘭・約10・5㎝
どれも、オールド・マリーグレゴリー(1879~1939年)
割れ、カケ等なく とても良い状態です。
グラスの外側に施された白のエナメルが、
少し盛り上がり、趣があります。
(※戦後、版権を取得しアメリカの会社が製造したものは
ハンド・ペイントではなく、プリントで復刻。)
長い時間、割れないでいてくれて ありがとう。
また どこかで、私のマリーグレゴリーに 巡りあえるかな。(*'-'*)
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フランスの アンティーク・ネットショップで、ときめいた 手鏡。
(縦 25㎝)
持ち手までも、全面 鏡! 形も ステキ。
なによりも 鏡の中に 描かれた スズランが気に入って
フランスから 私の元へ~。
(窓辺のカーテンが写り込んでいます。)
実は、私・・・アンティークの鏡は 怖くて敬遠していました。
何か、よからぬモノが見えたり
あちらの世界と通じたら、ど~しよう ・・・と妄想気味
そんな不安を余所に、そっと 覗いてみると
可憐な スズランが 寄り添ってくれて 嬉しい。(*^_^*)
鈴蘭の花のように、いつも 純粋な心で在りたいと思います。
スズランの過去記事(5月投稿分)
増山ゆきえさん 鉛筆画 "Mugeut" (2012年5月)
スズランとウサギ (2011年5月)
アンティークのすずらんグッズ♪ (2009年5月)
すずらん少女 ~スズランの香り~ (2009年5月)
この記事へのコメント
アンティークなんですね。
優雅な香り。
見ているだけで、まさに夢見心です。
すずらんって可愛くて可憐で大好き♪
厳密にいうと、100年に満たない
ブロカント(コレクタブル)のもあるけど
昔の物は、やっぱり素敵ですね。
すずらんって、ロマンチックで
香りも大好き~。
このアンティークのマリー・グレゴリー・グラスもスズランの手鏡も
何人もの手に渡って最終的にhirokoちゃんのもとへやってきたのかと思うと
感慨深いですね。
スズランの花は、永遠の憧れかな~。
小さく可愛くて・・・
子供の頃の思い出もあるので、心の中で大切に思っているお花なのかも。
>すずらんと言えばhirokoちゃん、hirokoちゃんと言えばスズランの花
そんなふうに思ってくれて嬉しいよ~。
アンティークは、物としての魅力だけじゃなく
どんなふうに生まれて、時代を越えてここに存在してるのか
浪漫を感じるね。