2017年10月22日
京都・旧嵯峨御所 大本山 大覚寺
2016年に お目見えした
大覚寺さんのご朱印帳 野兎図(木目調)をいただきました。
裏側は、後ろ姿の黒ウサちゃん~。
大覚寺 正寝殿の腰障子に描かれた 野兎図がモチーフの
可愛い ご朱印帳です。
大覚寺は、平安時代 初期(約1200年前)に
嵯峨天皇の離宮として建立され、
寺に改めた 皇室ゆかりの寺院で、嵯峨御所とも呼ばれています。
諸堂を結ぶ 村雨の廊下(むらさめのろうか)は 縦の柱を雨、
直角に折れ曲がっている回廊を 稲光に見立てています。
廊下で 自然現象を表現するとは 驚きです。
天井は、刀や槍を振り上げられないよう 低く
床は、鶯張りとなっています。
鶯張りは、人が床を歩くと きしむ音が鳴り
外部侵入者の危険察知の為に作られた仕組みで
昔から、日本古来の建造物に見られます。
今では、その技術は失われてしまい 再現は難しいそうです。
正寝殿 野兎図(重要文化財) 渡辺始興 筆
大覚寺は、明治初頭まで 天皇・皇統の方が住職を務められた
皇室ゆかりの門跡寺院で、幼い門跡(住職)を和ませるため
江戸時代、12面の腰障子に 19羽の兎が描かれました。
いろいろな毛色の野兎が 飛び跳ねたり 隠れていたり
リアルで、とっても 愛らしい~。
兎たちの仕草が、うちの猫にも似ていて 微笑ましいです。
五大堂(本堂)の豪華絢爛な 襖。
大覚寺は いけばな発祥のお寺で、
いけばな嵯峨御流の家元でもあります。
大覚寺の東にある 大沢池(おおさわのいけ)は
日本最古の人工池で、周囲は 約1㎞もあります。
嵯峨天皇が、中国の洞庭湖を模して造られました。
(*上の画像は ポストカード)
中秋の名月には、嵯峨天皇が 大沢池に船を浮かべて
文化人や貴族と遊ばれたことより始まった
「観月の夕べ」が開催されます。
当時は、水面に映った月を愛でるのが 風流とされていました。
天皇は 神だったので 上を見上げることは なかったのだとか。
平成29年の「観月の夕べ」は、10月4日(水・中秋)から
6日(金)でした。(*6日は雨のため中止)
娘が 初日に行って、船に乗ってきました。
上の画像は 娘が撮影した 18時頃の大沢池。
月明かりが 水面に綺麗に写っています。
私も いつか お船に乗って、悠久の時を感じる
お月見をしてみたいなあ。
「観月の夕べ」限定ご朱印 野兎図タイプ(200部限定)を
娘が いただいてきてくれました。嬉しい~~~!
2冊目の御朱印帳も 想い出がいっぱいになるよう、
京都や 心惹かれる 社寺仏閣に
元気で お出かけしたいです。ヾ(=^▽^=)ノ
自分用のお土産に購入した ファイルと 杉小皿。
小皿は、杉のいい香りがします。
御朱印帳・お守りなどは、本来 参拝をして
直接 授与していただくものですが、大覚寺さんでは
諸事情により参拝が困難な場合や 遠方者のために
ネット・電話での申し込みも 一部 可能です。
yume_dolly at 00:00│Comments(2)│
│京都・奈良
この記事へのコメント
1. Posted by rikarinn 2017年10月25日 22:26
わぁ!今回の記事は兎づくしだね!!
大覚寺のご朱印帳は木目調でとっても素敵!!
表紙の野兎たちが可愛くてテンション上がっちゃう!!
ネットで通販できるのは嬉しいな!
大覚寺の静かな佇まいは、まるで時が止まったかのよう。
昔はどんな人達がこの廊下を行き来してたんだろうね。
腰障子には兎の絵、
野兎の表情が生き生きとしていてとっても可愛い!!
お嬢さんの撮影した大沢池に映ったお月様。風情があるね。
昔はこんな風にお舟に乗ってお月見していたんだね。
想像しただけでも優雅な気持ちになれるね!
大覚寺のご朱印帳は木目調でとっても素敵!!
表紙の野兎たちが可愛くてテンション上がっちゃう!!
ネットで通販できるのは嬉しいな!
大覚寺の静かな佇まいは、まるで時が止まったかのよう。
昔はどんな人達がこの廊下を行き来してたんだろうね。
腰障子には兎の絵、
野兎の表情が生き生きとしていてとっても可愛い!!
お嬢さんの撮影した大沢池に映ったお月様。風情があるね。
昔はこんな風にお舟に乗ってお月見していたんだね。
想像しただけでも優雅な気持ちになれるね!
2. Posted by hiroko 2017年10月26日 16:46
rikarinnちゃん
次の御朱印帳は、大覚寺の野兎図と思っていたので
お参りに行きつつ、いただいてきました~。
通販してくださるお心づかいも有り難いね。
木目調は、あの腰障子みたいな雰囲気で
表紙をみては嬉しくなっちゃうよ。
江戸時代の幼い住職さんのために画かれた兎が
平成の時代の大人をも和ませてる~~。
恐れ多くも自分家の和室の障子にも
まねして描きたくなるなあ~。
観月の夕べも優雅・・・なんだけど、
乗船券買うのに娘、1時間以上並んだんだよ~~。
私も乗るときは、しっかり戦略たてるぞ!
次の御朱印帳は、大覚寺の野兎図と思っていたので
お参りに行きつつ、いただいてきました~。
通販してくださるお心づかいも有り難いね。
木目調は、あの腰障子みたいな雰囲気で
表紙をみては嬉しくなっちゃうよ。
江戸時代の幼い住職さんのために画かれた兎が
平成の時代の大人をも和ませてる~~。
恐れ多くも自分家の和室の障子にも
まねして描きたくなるなあ~。
観月の夕べも優雅・・・なんだけど、
乗船券買うのに娘、1時間以上並んだんだよ~~。
私も乗るときは、しっかり戦略たてるぞ!