2013年04月17日
妙心寺 退蔵院 早朝特別拝観 『陽春の朝』 2013

「どの町の どこの桜が お好きですか。」
そんな言葉で始まる JR東海 そうだ 京都、行こう。のCM。
2013年度は、妙心寺 退蔵院 の桜が選ばれました。
「その答えを聞けば、あなたのことが 少しわかる気がします。」
この言葉と 美しい桜にすっかり魅せられ
なにか 不思議な力に導かれるように、
2013年の京都・桜めぐり 2日目(4月5日 金曜日)
私は、その桜の前に立っていました。
2年目の京都・桜見物では、どこの桜が好きか わからない。
(平安神宮と平野神社の桜も大好きだけど)
「どこの桜が みたいですか?」
そう置き換えてみると 妙心寺 退蔵院の桜!と
迷うことなく思うのでした。
自分の心の声を聞きたら、ゆっくり 桜がみたくなって
急きょ 宿泊することにしました。
妙心寺に宿坊が3つあり、花園会館 に宿泊当日の朝 予約。
(花園会館はホテル様式、大心院と東林院は宿坊らしい佇まいです。)
退蔵院の紅しだれ ~春の特別拝観~
早朝特別拝観(朝がゆ付き)「陽春の朝」も予約できました。
平日とはいえ、桜の季節で よく空いていたものです。
早朝特別拝観 「陽春の朝」 は、
8時から9時まで 予約した人のみが入れる スペシャルプラン。
通常の拝観時間は 朝9時からなので
開門前に1時間、ゆったり桜やお庭を鑑賞することができます。
(9時半頃まで散策しても良いとのことでした。)
退蔵院は 妙心寺の47ある塔頭のひとつで、
600年前に建立されました。
退蔵院の紅しだれ桜は、先代の住職さんが
平安神宮の孫桜を 50年前に植えられ、
今では 京都の桜の名所となっています。
そして、退蔵院 茶席大休庵にて
朝日を浴びた桜を眺めながら
妙心寺御用達の精進料理専門店 「阿じろ」 の
朝粥膳が味わえます。
阿じろさんは、ミシュランガイドで 京都で 唯一
星を獲得した 精進料理店。
心のこもったお料理を美味しくいただきました。
人生 初のミシュラン 1つ星店のお料理~。
お粥は、おかわりができたので もう一膳いただきました。
(他の方も おかわりされていました。)
まだ少し朝の空気がひんやりして 肌寒かったけれど
暖かいお粥で 体も心も温まりました。
「陽春の朝」のプランは、期間中 毎朝 40名限定。
私の参加した日は、13名だったので
横一列にお膳が並び 全員 最前列~!
食べ終わった人は、自由にお庭が散策でき
思い思いに 桜の写真を撮影できました。
1時間で 3500円は高いかな?とも思ったけれど
拝観料・お食事代込みだし
CM効果で、さらに混む所に わずか13名だけで
ゆったり桜と戯れる 極上の時間は
お値段以上の価値があり 大満足でした。

水琴窟(すいきんくつ)の音色も 初めて聞きました。
優しい響きに 癒されます。
池水廻游式庭園 「余香苑」
ここから、3本の紅しだれ桜が 一度に見られます。
前日の開花情報では 7分咲きでしたが、
この日に満開となりました。
朝の特別拝観の時間が終わり、9時からは
通常のお茶室に戻りました。
お庭散策も十分 楽しめたので、抹茶接待 一番のり~。
瓢鮎(ひょうねん)菓子は、退蔵院所蔵の国宝
瓢鮎図をモチーフにしたお菓子です。
外側は さっくり、中の餡子は柔らかくて美味しかったです。
退蔵院のお土産に、可愛い桜の茶菓を購入しました。
このあと もう1箇所 桜を見に行くつもりでしたが、
退蔵院の紅しだれ桜を そのまま心に残しておきたくて
京都の桜めぐりは、終了としました。
今年も 素晴らしい桜と出逢えて 幸せです。
これからの人生、1年 1年 しみじみと
桜を愛でたいと思います。
いつか 散りゆく桜のように 魂が体を離れる時、
私は どの桜を憶うのだろう・・・
京都 桜めぐり 2013(平安神宮・平野神社)
この記事へのコメント
なんて優雅な時間なんでしょう。
忙しい毎日の中で、ふと足を止めて
自然を肌で感じたり、自分と向き合う時間ってとっても大切だよね。
この素敵な桜の写真を見て、西行法師の
願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ
という歌を思い出しました。

JR東海のCMで見た時(特にお膳の並んでるシーン)
なんて素敵なんだろう~。

でも今年は混むから2、3年後って思ったんだけど
ちょうどその頃、茨木のり子さんの『さくら』を読んで
やっぱり、今年行こうって思っちゃった~。

西行法師の和歌も味わい深いね。
昔の人も現代人も、日本人にとって桜は特別なお花だね。










