2月26日（金）～28日（日）の３日間、

ベビヰドヲルのオニンギョウ市が開かれました。

会場は、東京・西荻窪の ギャラリーカドッコ。





お隣のベビヰドヲル本店でも、人形以外のセールも

同時開催するという 楽しいイベント と思いきや、

このイベントで 実店舗は終了～～

催事等の出店は続行されるとはいうものの、

ベビヰドヲルさん閉店のお知らせに 衝撃を受けました。

ベビヰドヲルさんは、29年前より 西荻で

昔人形・古玩具・古布などを扱う 小さな可愛い お店。

扉を開けると、タイムスリップしたような

懐かしい世界が広がり、少女たちの宝物で いっぱいです。


東京が遠く感じていた頃は、いつか行ける日を夢みて

憧れていた  お人形屋さんでした。

 

ものごとに 永遠はないと わかっていても

好きな お店がなくなるのは、淋しい・・・

いてもたっても いられなくなって、２日目の土曜日

新幹線に飛び乗り、名古屋から 駆けつけました～！





最後の晴れ舞台に並んだ お人形や玩具

紙ものなどは、どれも 魅力的～。

本当に名残惜しいけれど、最後のお買いものをして

可愛い子を お迎えしました。





青い目のサクラビスク （シノダ）　約３０㎝

ちょっと大きめの洋風サクラビスクちゃんです。


オニンギョウ市を満喫して（1時間以上）

近くの骨董店 とりとりさんに行き（1時間以上）

また オニンギョウ市に戻ってきて（小一時間）

はじめから気になっていた

この子を連れて帰ることにしたのでした。





オープンマウスのお口から、2本の上歯が覗いた

にっこり笑顔のベビーちゃんです。

ベビヰドヲルさんへの想いが詰まった子なので、

『ベビヰちゃん』って お名前にしましょうね。

お人形用 和傘も、お買い上げ～。

ベビヰちゃんに、ぴったりサイズで ゴキゲンさん。





薄い布製で、ピンク色と 桜のお花が可愛いです。

他にも、いろいろ 可愛いものを見つけました。





紙製の箱入り人形 ２体 （高さ 約13㎝）

女の子と男の子（男装の麗人？）のドレス・帽子も

紙でできています。状態も綺麗～。





中原淳一さんと同時代に活躍された

松島啓介さんのデザイン 「それいゆ」のカップ。

（底に それいゆ、イラストの横に KEISUKE と有り）





昭和の木製玩具（数遊び）は、色が抜群に可愛い～。

セルロイド人形は、ガラガラなんです。

シャラシャラ音がするのも、ツボ～。





素敵なフランス人形が描かれた厚紙は、

何だったのでしょう？

フランス人形が入っていた 箱の一部かな？

このまま飾っても、良い雰囲気。





少女の友 付録　藤井千秋 画　「舞踏会の帰り道」

藤井千秋さんの付録にも出逢えて、感激。

藤井千秋さんの「にんぎょひめ」の本は、

子供の頃から大好きで、今も宝物。

2014年の藤井千秋展で、「にんぎょひめ」の原画を

みれたのは、嬉しかったなあ。

（その話は、上のリンクをクリックしてね。）





少女4月号（昭和24年）フロク　少女特製レターセット

表紙は、松本昌美 画

中は、松本かつぢさんのクルミちゃん便箋。

ピンクの封筒も1枚 付いていました。





かつぢさんのしおりも、紙ものコーナーから発掘！

特に記載はないけれど、これも昔の少女雑誌の付録かな。





セーラー服の乙女の切り抜きと、編み物作品。

可愛い色合わせで、丁寧に編まれています。

お人形の襟や ケープにしたら、可愛いね～。

（そういう目的で編まれていない、、）





ベビヰドヲルのオニンギョウ市、

やっぱり 行って良かった～。


長年、可愛いお店を守り続けてくださって

あらためて感謝の気持ちで一杯です。


西荻にあった  『ベビヰドヲル』 のことを

ずっとずっと 忘れません。永遠に・・・




2015年6月に出かけた 初夏の西荻散歩では、

とりとりさんからも サクラビスクを連れてきています。

（上のリンクをクリックしてみてね。）