2016年08月17日
2つのルノワール展(名古屋&東京)
揺らめく木漏れ日、薔薇いろの肌・・・
人々の幸福感を描いた
ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841‐1919)

今年は、特別な ルノワール・イヤー!
1883年に描かれた 「ダンス3部作」が
アメリカとフランスから 来日。
同時期に 日本(名古屋・東京)で観賞できます。
まずは、名古屋ボストン美術館での
「ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影」で
公開中の米国・ボストン美術館所蔵
《プージヴァルのダンス》 に逢いに行きました。
◆会期 2016年3月19日(土)~8月21日(日)
(名古屋ボストン美術館は、2018年10月閉館)

タイアップ企画 ボストンカフェ 入館券付き
ケーキセットを購入。
(2000円→1700円 コーヒーor紅茶付き 数量限定)
ルノワールの時代に作られたレシピをアレンジした
「ピスタチオとほうれん草のケーキ」を
味わってから 会場入り~。
(ケーキの画像は公式サイトからお借りしました。)

展覧会入口前に、プージヴァルのダンスの衣装が
再現されていました。
(名古屋のファッション系専門学校の学生さんが製作)

高さ 約182㎝のカンヴァスに描かれた
《プージヴァルのダンス》、素晴らしかった~!
いつまでも 眺めていたい 作品でした。(*´∇`*)
(上の画像は、名古屋ボストン美術館で購入のファイル)

そして、東京の国立新美術館で開催されている
オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵
「ルノワール展」 へ出かけました。
◆会期 2016年4月27日(水)~8月22日(月)

国立新美術館は、2007年 六本木(乃木坂駅直結)に開館。
黒川紀章さん設計の波打つガラスの壁が印象的な
近代的だけど、とても エレガントな 美術館。

入口は、SFチックな 雰囲気。
はじめて来た 壮大な美術館に ワクワク~~。(*゚▽゚*)

1F エントランスカフェに集う人々。
ガラス越しの光を浴びて、おしゃべりに花が咲きます。

それは、まるで ルノワールが描いた
《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》の現代版。
(ダンスはしていないけどね)
「ルノワール展」入口の矢印の先には、
フランスのオルセー美術館とオランジュリー美術館所蔵の
100点を超える ルノワールの作品が!\(^o^)/

有名で知ってる絵が あれもこれもあり、感激~。
どれも 想像以上に大きく 大迫力!
晩年、車椅子で絵筆を握る ルノワールの実映像や
ルノワールの言葉も 感慨深いです。

特に楽しみだったのは、《ピアノを弾く少女たち》。
この表紙のピアノの楽譜を学生時代に見つけ、
ブロンドの長い髪や 燭台付きピアノに憧れました。
記念に、ファイルや ジグゾーパズルを購入。

ダンス3部作が揃った グッズもありました。
「名画トレシー」 クリーニングクロスです。
左の《都会のダンス》と、隣の《田舎のダンス》は
東京で展示中。
両サイドの女性モデルは、シュザンヌ・ヴァラドン。
中央が、ルノワールの妻となる アリーヌ・シャリゴ。
こんなふうに、3部作が並んで観られる日が
来るといいなあ~~。

東京へ出かけた日(8月5日・金)は、20時まで 開館しており
閉館まで ゆっくり過ごしました。
夜の国立新美術館、光り輝いて 美しい~~☆彡
大満足な「ルノワール展」、素敵な お出かけとなりました。
◆プーシキン美術館展 「ジャンヌ・サマリーの肖像」
(2013年 過去記事)は、上をクリックしてね。
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「ルノワール展」の前に、西荻窪へ行ったので
原宿で乗り換えました。
原宿駅で降りたのは、はじめてです。
高原にありそうな可愛い駅ですね。('▽'*)♪

東京オリンピックまでに建て替えが決まった駅舎は、
大正13年(1924)に建てられた 洋風の木造2階建てで、
都内 最古の木造駅舎なのだとか。

ホームの向こう側に 百合が咲いていました。
この景色も見られなくなるのかなあ・・・
みんなに愛される 新駅舎になるといいですね。(^^♪
yume_dolly at 10:46│Comments(2)│
│本・絵・イラスト・少女漫画
この記事へのコメント
1. Posted by rikarinn 2016年08月21日 21:16
名古屋に東京.....今年の夏はhirokoちゃんにとって
まさしくルノワール・イヤーの素敵な夏だったのね。
憧れのピアノを弾く少女の絵や
迫力のあるムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会の
キャンバスを見るだけのために
高い新幹線代払っても見る価値はあったよね。
私もルノワール展に行ってみて
写真集や複製画やポスターなどで見なれている絵なのに
実物の絵を前にすると
絵画から醸し出されるその時代の空気や匂いや音などの波動も感じられて
鳥肌が立つくらい感動しました。
原宿駅、風見鶏のあるあのレトロな駅舎が建て替えられるなんて残念だね。
東京オリンピックを前に
耐震性や利便性を考えると建て替えも仕方ないことかも知れないけれど
歴史ある建物がまたひとつ減っていくのは淋しいことだね。
まさしくルノワール・イヤーの素敵な夏だったのね。
憧れのピアノを弾く少女の絵や
迫力のあるムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会の
キャンバスを見るだけのために
高い新幹線代払っても見る価値はあったよね。
私もルノワール展に行ってみて
写真集や複製画やポスターなどで見なれている絵なのに
実物の絵を前にすると
絵画から醸し出されるその時代の空気や匂いや音などの波動も感じられて
鳥肌が立つくらい感動しました。
原宿駅、風見鶏のあるあのレトロな駅舎が建て替えられるなんて残念だね。
東京オリンピックを前に
耐震性や利便性を考えると建て替えも仕方ないことかも知れないけれど
歴史ある建物がまたひとつ減っていくのは淋しいことだね。
2. Posted by hiroko 2016年08月22日 15:39
rikarinnちゃん
6月までだったかなあ。京都もルノワールやってて
それもみてたら完璧だった~。
東京のルノワール展、会期が長かったから
なにか他のイベントとあわせて行こうと思ってたの。
もっと早くいって、2回くらい観るんだった~~。
でも、こうやってリカリンちゃんと感動を語りあえて
嬉しいなあ~。
一緒に行きたかったね!声かけるんだったなあ。
でも、美術館行ったの6時だけど……
(帰宅したの、12時前だけど
)
話題の原宿駅も思いがけず立ち寄れちゃった!
原宿って、若者文化発信の地ってイメージだから
こんなにレトロで可愛くって、びっくり~。
なにか面影が残せたらいいね。
6月までだったかなあ。京都もルノワールやってて
それもみてたら完璧だった~。
東京のルノワール展、会期が長かったから
なにか他のイベントとあわせて行こうと思ってたの。
もっと早くいって、2回くらい観るんだった~~。
でも、こうやってリカリンちゃんと感動を語りあえて
嬉しいなあ~。

一緒に行きたかったね!声かけるんだったなあ。
でも、美術館行ったの6時だけど……
(帰宅したの、12時前だけど
)話題の原宿駅も思いがけず立ち寄れちゃった!
原宿って、若者文化発信の地ってイメージだから
こんなにレトロで可愛くって、びっくり~。
なにか面影が残せたらいいね。









