京都・奈良

2024年08月13日

両足院の半夏生 & 柚子雑炊膳



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残暑お見舞い申し上げます。

まだまだ 秋の気配は感じないので

少しだけ体感温度が 下がりそうな

涼しげな 画像をお届け。


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7月2日(火) 京都の建仁寺の塔頭寺院

両足院(りょうそくいん)

初夏の特別拝観で 半夏生の咲く庭園を散策しました。

両足院の庭園や文化財は、通常 非公開ですが

期間限定で 特別に公開されます。


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さらに、午前中 各回 15人のみの

人数限定拝観(予約制)では

お庭を 45分間 自由に散策できました。

(午後からは予約無し、大書院の中から眺めます)


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ハンゲショウは、ドクダミ科の植物。

開花に合わせて 葉の一部が白く変化し

受粉のために 昆虫を引き寄せ、

花が終わると 緑色に戻ります。


夏至から 11日目の半夏生の頃に咲くのと、


白粉を塗って お化粧をしたように見えることから

その名前の由来になったようです。


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両足院の半夏生は、 庭園の池の周辺に

約800株が植えられています。

暑い夏が来る前の梅雨時に咲き、

白い葉が 涼しげ。

みていると 心が穏やかになります。


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両足院の半夏生をかたどった 

水彩切り絵御朱印「半夏生」をいただきました。

とても 美しいです。


両足院の半夏生をみたのは 2回目。

初めてお参りした 2018年は、

大書院の中からでしたが

心が洗われるようで 感動しました。

今年は 間近で見られて 嬉しかったです。

また 出かけられますように☆彡


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近くの八坂神社にも 参拝しました。

そして、南隣の柚子屋旅館の

ごはん処 一心居(いっしんきょ)

お昼を食べたいなと思い

予約していないけれど 飛び込みで

たずねてみることに・・・


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平日だったこともあり、席を用意してもらえました~!

京の野菜・湯葉・豆腐

丹波の山の幸、若狭の魚、京都牛などの

食材が使われている

お昼の献立「柚子雑炊膳」をいただきました。


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季節のおばんざいが 15点と

ちまき(中は そばめし)が盛られています。


一皿づつ 丁寧に説明してくださり、

どれも 美味しくて楽しい~~!


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続いて季節の一品、鮎の塩焼きは

先ほどまで 泳いでいたそうで、

頭から すべて食べられるとのこと。

すごく美味しかった~~!!


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そして、名物 柚子雑炊が運ばれてきました。

お鍋に柚子がまるごと ひとつ入っていて

柚子果汁 たっぷりで 美味~!!!


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最後の甘味は、柔らかな わらびもち。


7月は 誕生月なので

ちょっと贅沢な お昼御飯を堪能して、

とっても 幸せでした。


また 家族への ごはん作りを頑張って

時々、特別な ごはんを いただこう。(⌒∇⌒)






yume_dolly at 16:43|PermalinkComments(0)

2024年06月09日

京の桜スイーツ & 桜カレーうどん


紫陽花の季節となりましたが、

4月の京都の桜・続続編  (゚∇゚ ;)エッ!?

桜スイーツ等の記録です。


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喫茶ソワレでいただいた

春の季節限定メニュー「さくらフロート」は、

さくら風味のソーダに

さくらアイスクリームが浮かび、

さくらのチョコレートと さくらんぼもトッピング。

さくらづくしの心躍る フレーバーです。


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さくらフロートは、

桜が開花している間だけの提供。

終了2日前で ギリギリ間に合いました。


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お店の前の木屋町・高瀬川の桜は、

名残の花が咲いていました。


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二階の窓からの景色は、ほぼ 葉桜。

もう1週間 早かったら、満開の桜がみられました。

また いつかの お楽しみ~。


◆はじめて ソワレに行った時の過去記事は下をみてね。

『喫茶ソワレ』 2009年3月


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聖護院八ッ橋が手掛ける nikiniki(ニキニキ)

季節の生菓子 4月のお菓子

妖精とパピヨン。

このまま 飾っておきたいくらい

可愛い~


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カレ・ド・カネール

生八ッ橋と、中に入れる餡やコンフィを

自由に組み合わせられます。


季節によって 生八ッ橋のお色と

餡やコンフィのお味が変わり、

桜餡とリンゴを選びました。


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イートインで 店頭限定のカスタードクリームを

食べました。

お花の形に包んでくれます。

今までの おたべのイメージが変わりますね。


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夜ご飯は、気になっていた

京都の白いカレーうどんを

京都駅の味味香(みみこう)ポルタ店 で

食べようと思っていたら 行列~~!

平日の夜9時頃なのに、、

20分くらい並んで、無事にオーダーできました。


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白の正体は、じゃがいものムース。

ムースの下から、カレーうどんが出現~!


白が混ざると どうなるのか

想像できなかったけれど、

見た目も お味も そんなに影響なく

とっても 美味しかったです。(*´∇`*)


春は 「桜カレーうどん」でしたが、

季節によって 絵柄が変わるので

また他の柄も 見てみたいな~。




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2024年05月21日

アンティーク/古書/喫茶「迷子」~哲学の道


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コドモノクニ 初山滋童画集より「日本けんぶつ」

復刻 絵本絵ばなし集 昭和53年(1978年)発行

ほるぷ出版

元は 昭和10年(1935年)刊行


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仁和寺の御室桜 に続き、

4月12日 京都の桜&お出かけの話。


哲学の道の桜は、見頃を過ぎていたけれど

まだまだ 綺麗でした。

満開の時は 凄い人出だったようですが、

夕暮れの桜を独り占めして

哲学の道を少し散策しました。
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そして近くの アンティーク/古書/喫茶「迷子」さんへ。

ヴォーリズ建築の素敵な 洋館カフェ

GOSPEL  一階です。(現在 予約制)


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古書に囲まれて、ハーブティーをいただきました。

今回のお目当ては、このキンダーブック。

昭和31年4月1日発行


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迷子さんが X(旧Twitter)で紹介された

キンダーブックの

「はるが きたきた」が 可愛くて お迎えに。

え・武井武雄 ぶん・柴野民三


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ウサギやリス、サルなどの動物が

みんなで えんそくに出かけ、

ことりの 歌声を ききながら

おべんとうを広げて食べて 遊んで・・・


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動物たちも 小鳥も お花の妖精たちも

 めちゃくちゃ可愛い~~!


私が生まれる前の絵本だけど、

大人になった 今、ワクワクして眺めています。


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この絵本も 以前、迷子さんから 連れ帰りました。

「くるみわり人形」昭和32年(1957年)

絵・長谷川露二

「白鳥の王子」昭和28年(1953年)

絵・高畠華宵


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高畠華宵といえば 妖艶な画風のイメージだけど、

子供向けの絵も 魅力的~!

昔の紙や 印刷の風合いも 味わい深いです。


アンティークのポストカードとか

紙もの好きなので、

ゆめゆめ古書コレクションも 増えるかもね。(*'-'*)





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2024年04月29日

仁和寺 御室桜


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今年も 桜が咲いて、春を届けてくれました。

冬から春にかけて

新しい 人形との出逢いもありましたが

まずは、桜の記録から。


大渋滞中の人形紹介は しばらく待ってね~~(^◇^;)



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4月12日(金)

京都にある 仁和寺(にんなじ)に

満開の御室桜(おむろざくら)を見に行きました。

平日の3時頃だったので、

そんなに混むこともなく ゆったりと お花見できました。


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御室桜は 遅咲きで、染井吉野が散る頃に

開花します。

桜苑と境内全域で 約200株が咲き誇ります。


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土壌の影響で根が深く張れないため

樹高は 2mと低く、

すぐ目の前で 淡紅色の大輪の花を楽しめます。

まさに、桜雲~!

桜の雲の中を歩いているような 夢見心地。


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花形は 一重だと思ったのですが、

調べてみると 一重、八重、両方が混在する半八重が

あるのだとか・・・

元々は 八重桜だったけれど、

現在は 9割が 一重の花となってしまったようです。

また 今度、八重咲きの御室桜を見つけに行きたいな。


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仁和寺では 御室桜のほかにも 約350本の桜があり、

しだれ桜も まだまだ綺麗に咲いていました。

御室桜が散り始める頃に、

緑の桜 御衣黄(ぎょいこう)が見頃となります。

御衣黄は、仁和寺が

発祥だそうで こちらも見たいですね。


京の桜旅、続きます。













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2020年05月01日

アマビエ & 夢見草


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アマビエ・・・日本に伝わる 半人半魚の妖怪。

光輝く姿で海中から現われ、豊作や疫病などの予言をすると

伝えられている。


江戸時代に出現した アマビエ様が


新型コロナウイルスの終息を願い、
令和の時代に復活!

クリエーターたちが 思い思いのアマビエを描いたり

グッズを制作したり、話題となっています。


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京都の 東福寺塔頭  勝林寺さん の御朱印にも

陽水尼(絵師)さんとのコラボで、登場~!

愛らしい お姿に 癒やされます。(*^_^*)


本来は、お寺にお参りしていただく 御朱印ですが

政府からの外出自粛要請中ということもあり、

オンライン授与(遙拝授与)となっています。

有り難いです~~!


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桜の御朱印も いただきました。

墨書きは、夢見草(ゆめみぐさ)・・・桜の異名

とても 美しい言葉ですね。

心に染みいります。

来年は 京の桜を みられることを祈り、

2018年の春の御朱印帳 に貼ります。


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写経用紙も 同封されていました。

御朱印は、もともと 写経を納めた証しでした。

初めての写経に 緊張するけど

(筆で何十年も書いていないし、筆ペンも苦手)

心を込めて書いてみたいと思います。



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桜の季節に生まれた 娘。

小さな桜のケーキで ささやかに 祝いました。


今、桜の花は散ってしまったけれど

光を浴びた 葉が キラキラ輝いています。

この先の人生、困難な時でも

新緑のように 力強く生きてほしいと

あらためて願う 母です。





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